決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 東京製鉄、岩井コスモ、アジュバン (4月21日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月20日から21日の決算発表を経て24日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　東京製鉄 <5423>
　23年3月期の経常利益(非連結)は前の期比17.4％増の392億円に伸びたが、24年3月期は前期比21.0％減の310億円に減る見通しとなった。

▲No.2　アジュバン <4929>
　23年3月期の連結経常利益は前の期比33.9％減の2億6500万円になり、24年3月期も前期比46.8％減の1億4100万円に落ち込む見通しとなった。

▲No.3　岩井コスモ <8707>
　23年3月期の連結経常利益は前の期比10.9％減の51.6億円に減った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<5423> 東京製鉄 　　　東Ｐ　　 -3.82 　　4/21　本決算　　　-21.03
<4929> アジュバン 　　東Ｐ　　 -2.90 　　4/21　本決算　　　-46.79
<8707> 岩井コスモ 　　東Ｐ　　 -2.39 　　4/21　本決算　　　　　－
<2268> サーティワン 　東Ｓ　　 -1.57 　　4/21　　　1Q　　　-38.61

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした24日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース