メルコ、前期経常を34％上方修正

　メルコホールディングス <6676> [東証Ｐ] が4月13日大引け後(15:20)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の35億円→47億円(前の期は130億円)に34.3％上方修正し、減益率が73.2％減→64.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.8億円→13.8億円(前年同期は58.2億円)に7.6倍増額し、減益率が96.9％減→76.3％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年３月期通期の連結業績について、売上高は概ね前回予想通りに推移しております。利益面では、コロナウイルス感染症が収束に向かいつつあるため、第４四半期でIT関連事業において高性能空気清浄機「Airdog」の大幅な需要減を見込んでおりましたが、花粉症対策での利用等により想定以上に落ち込みが少なくなりました。その結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みであります。（注）上記の業績予想等につきましては、当社が現時点までに入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって上記予想と異なる可能性があります。