クリレスＨＤ、前期最終を25％下方修正

　クリエイト・レストランツ・ホールディングス <3387> [東証Ｐ] が4月13日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。23年2月期の連結最終利益を従来予想の45億円→33.8億円(前の期は59.1億円)に24.8％下方修正し、減益率が24.0％減→42.8％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終損益も従来予想の9.8億円の黒字→1.2億円の赤字(前年同期は10.9億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上収益につきましては、2022年12月から株式会社サンジェルマン及び株式会社北海道サンジェルマンがグループ入りしたことに加え、全国旅行支援や水際対策の大幅緩和によるインバウンド再開等の施策効果もあり、前回公表の予想を上回る見込みです。　各利益につきましては、国内外における加重平均資本コスト（WACC）の上昇等の影響もあり、固定資産に関する将来の回収可能性を保守的に検討した結果、計上する減損損失が期初予想に対して24億円増加すること等により、前回公表の予想を下回る見込みです。