―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の4月7日から10日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 ライク <2462>
23年5月期第3四半期累計(22年6月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比36.9%減の15.5億円に落ち込み、通期計画の53億円に対する進捗率は29.3%にとどまり、5年平均の47.0%も下回った。
▲No.2 東京個別 <4745>
23年2月期の連結経常利益は前の期比23.6%減の18.3億円になり、従来予想の21.9億円を下回って着地。
▲No.3 サカタタネ <1377>
23年5月期第3四半期累計(22年6月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比3.2%減の91.3億円に減り、通期計画の118億円に対する進捗率は5年平均の80.2%を下回る77.4%にとどまった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<2462> ライク 東P -5.39 4/10 3Q -36.87
<4745> 東京個別 東P -2.65 4/10 本決算 -20.12
<1377> サカタタネ 東P -1.40 4/10 3Q -3.24
<1419> タマホーム 東P -1.11 4/10 3Q 4.14
<7607> 進和 東P -0.76 4/10 上期 10.88
<7811> 中本パックス 東P -0.58 4/10 本決算 -13.87
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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