創立10周年を迎えた日本金属グループのコイルセンター「日金マレーシア」3機目となるステンレス鋼帯高性能切断機を新設

配信元:PR TIMES
投稿:2023/04/06 11:17
~品質向上とBCP体制強化を実現し、販売エリアの拡大と新事業アイテムの獲得を推進~

日本金属株式会社(本社:東京都港区、取締役社長 下川康志、証券コード:5491)のマレーシアの現地法人であるNIPPON KINZOKU (MALAYSIA) SDN. BHD.(本社:マレーシア・ジョホール州、取締役社長 都竹靖之、以下日金マレーシア)は、2023年6月に3機目となるステンレス鋼帯切断機を設置いたしますことをお知らせします。日金マレーシアは2022年8月に創立10周年を迎えました。今回導入する切断機はこれからの10年を見据え、東南アジア諸国やインドへの拡販と品質向上、さらには同じくグループ会社であるNIPPON KINZOKU (THAILAND) CO.,LTD.(本社:タイ・アユタヤ県、取締役社長 都竹靖之、以下日金タイランド)とのBCP体制強化を目的としたものとなります。




●新設備概要
既存の切断1号機、切断2号機の生産可能板厚をカバーし、原料の大単重化にも対応します。また、切断3号機は高精度コラムクランプ方式C型フローティングシート対応式やベクトルモーター速度制御を採用しており、既存の切断機と比べ品質が向上するほか、2軸フリクション巻取式により生産性・歩留も向上します。

生産可能板厚:0.05mm~1.0mm
生産可能板巾:10mm~450mm
生産可能原料質量:Max.2,800kg/Coil

●拡販目標について
電動化の進展の地域差による2024年末~2025年立ち上げのインジェクタ(ガソリン車の燃料噴射部品)用途材の受注を獲得しており、東南アジアへの集約が進むガソリン車向け内燃機関部品の拡販を目指します。また、工場自動化の流れを受け、中国・米国向けのエアシリンダーで需要が増えており、当社材のシェアアップを推進していきます。そのほか、医療関連やCASE関連、半導体関連などの新事業アイテムの獲得にも注力してまいります。

●日金マレーシア概要
日金マレーシアはジョホールバルを拠点として、マレーシア、シンガポール、インドネシアを中心に冷間圧延ステンレス鋼帯を供給しています。また、インドを最大の拡販ターゲット国として、医療関連、自動車関連、メタルマスク(半導体製造等)をメインに拡販活動に取り組んでいます。今後は日金タイランドと連携してカンボジアやラオス、ミャンマー、パキスタン、バングラデシュなどをターゲットに販売エリアの拡大を目指します。
日金マレーシアホームページURL:https://www.malaysiabrand.com.my/website/kinzoku/



※日金タイランドホームページURL:
http://www.fact-link.com/mem_content.php?pl=jp&mem=00003164&page=00013602

●第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」のビジョンについて
『人と地球にやさしい新たな価値を共創するMulti&Hybrid Material企業~多種多様な素材を圧延・複合成形することで、最終製品に要求される性能を素材で実現し人と地球の未来に貢献します~』 を第11次経営計画に掲げ、独自技術による将来を見据えた製品開発を進め、新たなニーズに対応する新技術・新製品を主力に事業構造の変革を目指してまいります。

【本リリースに関するお問い合わせ先】
日本金属株式会社 総務部
TEL:03-5765-8100
Mail:soumu@nipponkinzoku.co.jp

【本設備及び技術情報に関するお問い合わせ先】
NIPPON KINZOKU (MALAYSIA) SDN. BHD.
TEL:+60-7660-6229(代表)
Mail:sales@nikkinmalaysia.com.my
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