ETF売買動向＝31日前引け、野村食品、野村金連動が新高値

　31日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比13.0％増の1393億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同15.9％増の1210億円だった。

　個別ではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　金上場投資信託 <1672> 、ＮＥＸＴ　金価格連動型 <1328> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　レバレッジ <2869> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、上場インデックスファンドＳ＆Ｐ　レバ２倍 <2239> など8銘柄が新高値。上場インデックスファンドＳ＆Ｐ　インバース <2240> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が4.99％高、ＵＢＳ　英国株 <1392> が4.38％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.76％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が263円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金619億600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金447億6000万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が219億6100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が102億3200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が67億5000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が57億1700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が46億4500万円の売買代金となった。

株探ニュース