*08:16JST 今日の為替市場ポイント:欧米金融不安緩和でドル売り縮小も
20日のドル・円は、東京市場では132円65銭から130円73銭まで反落。欧米市場では130円54銭まで下げた後、131円84銭まで反発し、131円38銭で取引終了。本日21日のドル・円は主に131円台で推移か。欧米金融不安は多少緩和されており、リスク回避的なドル売り・円買いは縮小する可能性がある。
20日の米国株式は反発。スイス金融大手UBSによるクレディ・スイス買収や主要中央銀行による流動性供給策を受け、金融システムを巡る懸念は後退し、リスク回避的な取引は縮小した。中堅銀行ファースト・リパブリック・バンクの株価は下落したが、主要中央銀行は市場流動性を維持することに注力しており、金融システムに対する投資家の信頼感はある程度回復したようだ。
なお、市場参加者の多くは今週21-22日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ポイントの利上げが決定されることを想定しているが、今回が最後の利上げとなる可能性が高いとの見方が広がっている。FOMCの金利見通しも注目されており、年内に複数回の利下げが想定された場合、株高・ドル安の相場展開となる可能性がある。
<MK>
20日の米国株式は反発。スイス金融大手UBSによるクレディ・スイス買収や主要中央銀行による流動性供給策を受け、金融システムを巡る懸念は後退し、リスク回避的な取引は縮小した。中堅銀行ファースト・リパブリック・バンクの株価は下落したが、主要中央銀行は市場流動性を維持することに注力しており、金融システムに対する投資家の信頼感はある程度回復したようだ。
なお、市場参加者の多くは今週21-22日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ポイントの利上げが決定されることを想定しているが、今回が最後の利上げとなる可能性が高いとの見方が広がっている。FOMCの金利見通しも注目されており、年内に複数回の利下げが想定された場合、株高・ドル安の相場展開となる可能性がある。
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