創業120年の化学薬品メーカー石原ケミカル、「銅」をナノ化させた強力な抗菌抗ウイルス剤を開発。マスターバッチ提供で抗菌抗ウイルス性能を手軽に実装可能に。
~従業員の約3分の1が研究者、売上の10%を技術開発に!成長を続ける老舗企業~
石原ケミカル株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長 酒井保幸)は、高い抗菌性を持つ銅をナノ化することで*強力な抗菌抗ウイルス剤の開発に成功しました。当社が持つ銅ナノ粉製造技術を活かす新たな用途展開として、樹脂練りこみマスターバッチでの提供を開始。樹脂にこのマスターバッチを混ぜて成型するだけで、*強力な抗菌抗ウイルス効果を持たせることができます。(*強力な~:下記データ参照)
“界面化学”を基板技術とする化学薬品メーカー、銅のナノ化で界面機能の抗菌性を増強
当社は兵庫県神戸市に本社を構える、創業120年を超える化学薬品メーカーです。”界面化学”を中核技術に、3つの分野で4つの事業を展開しています。金属表面処理剤や自動車用化学製品といったニッチ市場において高い占有率があり、ハンダめっき液の分野では国内トップシェアを誇ります。また、従業員の3分の1程度が研究開発人員で、売上の10%程度を研究開発費に投入しており、新たな技術開発に注力しています。
当社では事業分野の一つ「電子関連分野」において、プリンテッドエレクトロニクス用インクとして導電性銅ナノインクの製造に着手しています。この原料の銅ナノ粉は当社独自の技術で、粒度、物性値を正確にコントロールできる画期的な量産方法です。古くから知られる銅の抗菌性能を、ナノ化による表面積増大効果で増強し、速攻性と高い効果を併せ持つ、優れた抗菌抗ウイルス剤の開発に成功しました。
ウイルス対策として注目が高まる「銅」
銅は、空気中や手のひらの水分など、微量の水との反応で発生する活性酸素種が抗菌効果を発揮する、非常に抗菌性の高い金属です。銅の抗菌性は古くから知られていましたが、2002年のSARSや2009年の新型インフルエンザの流行が、無機系抗菌剤としての銅を活用する転機になりました。また、2008年には米国環境保護庁(EPA)が銅の抗菌性表示を金属として初めて認可し、2021年には、新型コロナウイルスに対する銅の殺菌性表示も認可。これは付着ウイルスへの効果をEPAが初めて認可した素材となります。長引くコロナ禍において、銅の活用が改めて脚光を浴びています。
当社が開発した銅ナノ抗菌抗ウイルス剤の特長
銅をナノ化させると、少量でも巨大な表面積を得ることができます(下図)。そのため、増大した銅の表面から大量の活性酸素が発生し、通常の銅よりも強力で即効性のある抗菌効果を発揮できるのです。このように優れた特性を持つ銅ナノ粉ですが、実は取り扱いが非常に難しく、複雑なプロセスや装置が必要で実用化を難しくしていました。
そこで、当社の銅ナノ粉を高濃度充填した特殊配合のマスターバッチを開発しました。目的製品の成型時に少量混ぜて成型するだけで、製品全体に有効成分が容易に分散するので、使い方はとても簡単。特殊な装置や技術を使わずに、手軽に高い抗菌抗ウイルス効果が得られます。
市場の抗菌剤にはごく一部の菌やウイルスにしか効かないものが多くありますが、当社の銅ナノ抗菌抗ウイルス剤は、 エンベロープウイルスだけでなく、対策が非常に難しいと言われる「ノンエンベロープウイルス」にも強い効果を発揮します。これは銅の抗ウイルススペクトルの広さと当社のナノ化技術の結晶で、当社の抗菌抗ウイルス剤ならではの特長の一つです。
<開発者コメント>
第四研究部長 博士(科学) 濱野 翼
銅が持つ高い抗菌性をナノで増強する用途開発ができないか、予備実験に着手したところ、1分で大腸菌が検出不能レベルまで低下したのです。この驚異的な抗菌性能を世の中に届けたいと、研究者魂に火がつき、担当研究者と開発に日夜没頭しました。
長引くコロナ禍、新たなウイルスへの備えから、今や抗菌抗ウイルス剤は社会になくてはならないものになりました。製品に抗菌機能を付与したいお客様に、当社の強力な銅ナノ抗菌剤を手軽に使っていただけるよう、少量の配合でも高い効果を発揮するマスターバッチを開発しました。
人類は、その脅威に対し、常に英知を結集して乗り越えてきました。当社の銅ナノ抗菌抗ウイルスマスターバッチ技術で安全安心社会の実現に貢献できれば無上の喜びです。
今後の展望
当社の銅ナノ抗菌抗ウイルス剤は、有機系に比べ、樹脂混錬などの高温プロセスを経ても性能が変わらず、製品としての利用でも劣化がないため、性能が長期持続性で、エコな製品です。また、銅は金属のうちでもリサイクルの優等生でSDGsを象徴する金属元素です。コロナとの共存、持続可能な環境調和社会に貢献し、菌やウイルスに打ち勝つ安全安心社会を実現する【銅ナノ抗菌抗ウイルス剤】をより多くのお客様にご利用いただきたいと願っております。詳しいお問合せや協業のお申込みは下記窓口までお願いいたします。
<お問い合わせ先>
石原ケミカル株式会社 営業本部 マーケティング部 正躰(しょうたい)
Mail : syotai-h●unicon.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
石原ケミカル株式会社について
【会社概要】
社名:石原ケミカル株式会社
所在地:兵庫県神戸市兵庫区西柳原町5番26号
代表取締役社長:酒井保幸
創業:1900年4月15日
設立:1939年3月3日
事業内容:
・金属表面処理剤及び機器等
(スズ及びはんだめっき液/化成処理液自動管理装置等)
・電子材料
(電子材料/セラミックス/エンジニアリングプラスチック等)
・自動車用化学製品等
(つや出し剤/塗装補修コンパウンド/洗浄剤/消臭・除菌剤/溶接スパッター付着防止剤等)
・工業薬品
(酸/アルカリ/触媒/無機化合物等)
会社HP:https://www.unicon.co.jp/
石原ケミカル株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長 酒井保幸)は、高い抗菌性を持つ銅をナノ化することで*強力な抗菌抗ウイルス剤の開発に成功しました。当社が持つ銅ナノ粉製造技術を活かす新たな用途展開として、樹脂練りこみマスターバッチでの提供を開始。樹脂にこのマスターバッチを混ぜて成型するだけで、*強力な抗菌抗ウイルス効果を持たせることができます。(*強力な~:下記データ参照)
“界面化学”を基板技術とする化学薬品メーカー、銅のナノ化で界面機能の抗菌性を増強
当社は兵庫県神戸市に本社を構える、創業120年を超える化学薬品メーカーです。”界面化学”を中核技術に、3つの分野で4つの事業を展開しています。金属表面処理剤や自動車用化学製品といったニッチ市場において高い占有率があり、ハンダめっき液の分野では国内トップシェアを誇ります。また、従業員の3分の1程度が研究開発人員で、売上の10%程度を研究開発費に投入しており、新たな技術開発に注力しています。
当社では事業分野の一つ「電子関連分野」において、プリンテッドエレクトロニクス用インクとして導電性銅ナノインクの製造に着手しています。この原料の銅ナノ粉は当社独自の技術で、粒度、物性値を正確にコントロールできる画期的な量産方法です。古くから知られる銅の抗菌性能を、ナノ化による表面積増大効果で増強し、速攻性と高い効果を併せ持つ、優れた抗菌抗ウイルス剤の開発に成功しました。
ウイルス対策として注目が高まる「銅」
銅は、空気中や手のひらの水分など、微量の水との反応で発生する活性酸素種が抗菌効果を発揮する、非常に抗菌性の高い金属です。銅の抗菌性は古くから知られていましたが、2002年のSARSや2009年の新型インフルエンザの流行が、無機系抗菌剤としての銅を活用する転機になりました。また、2008年には米国環境保護庁(EPA)が銅の抗菌性表示を金属として初めて認可し、2021年には、新型コロナウイルスに対する銅の殺菌性表示も認可。これは付着ウイルスへの効果をEPAが初めて認可した素材となります。長引くコロナ禍において、銅の活用が改めて脚光を浴びています。
当社が開発した銅ナノ抗菌抗ウイルス剤の特長
銅をナノ化させると、少量でも巨大な表面積を得ることができます(下図)。そのため、増大した銅の表面から大量の活性酸素が発生し、通常の銅よりも強力で即効性のある抗菌効果を発揮できるのです。このように優れた特性を持つ銅ナノ粉ですが、実は取り扱いが非常に難しく、複雑なプロセスや装置が必要で実用化を難しくしていました。
そこで、当社の銅ナノ粉を高濃度充填した特殊配合のマスターバッチを開発しました。目的製品の成型時に少量混ぜて成型するだけで、製品全体に有効成分が容易に分散するので、使い方はとても簡単。特殊な装置や技術を使わずに、手軽に高い抗菌抗ウイルス効果が得られます。
市場の抗菌剤にはごく一部の菌やウイルスにしか効かないものが多くありますが、当社の銅ナノ抗菌抗ウイルス剤は、 エンベロープウイルスだけでなく、対策が非常に難しいと言われる「ノンエンベロープウイルス」にも強い効果を発揮します。これは銅の抗ウイルススペクトルの広さと当社のナノ化技術の結晶で、当社の抗菌抗ウイルス剤ならではの特長の一つです。
<開発者コメント>
第四研究部長 博士(科学) 濱野 翼
銅が持つ高い抗菌性をナノで増強する用途開発ができないか、予備実験に着手したところ、1分で大腸菌が検出不能レベルまで低下したのです。この驚異的な抗菌性能を世の中に届けたいと、研究者魂に火がつき、担当研究者と開発に日夜没頭しました。
長引くコロナ禍、新たなウイルスへの備えから、今や抗菌抗ウイルス剤は社会になくてはならないものになりました。製品に抗菌機能を付与したいお客様に、当社の強力な銅ナノ抗菌剤を手軽に使っていただけるよう、少量の配合でも高い効果を発揮するマスターバッチを開発しました。
人類は、その脅威に対し、常に英知を結集して乗り越えてきました。当社の銅ナノ抗菌抗ウイルスマスターバッチ技術で安全安心社会の実現に貢献できれば無上の喜びです。
今後の展望
当社の銅ナノ抗菌抗ウイルス剤は、有機系に比べ、樹脂混錬などの高温プロセスを経ても性能が変わらず、製品としての利用でも劣化がないため、性能が長期持続性で、エコな製品です。また、銅は金属のうちでもリサイクルの優等生でSDGsを象徴する金属元素です。コロナとの共存、持続可能な環境調和社会に貢献し、菌やウイルスに打ち勝つ安全安心社会を実現する【銅ナノ抗菌抗ウイルス剤】をより多くのお客様にご利用いただきたいと願っております。詳しいお問合せや協業のお申込みは下記窓口までお願いいたします。
<お問い合わせ先>
石原ケミカル株式会社 営業本部 マーケティング部 正躰(しょうたい)
Mail : syotai-h●unicon.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
石原ケミカル株式会社について
【会社概要】
社名:石原ケミカル株式会社
所在地:兵庫県神戸市兵庫区西柳原町5番26号
代表取締役社長:酒井保幸
創業:1900年4月15日
設立:1939年3月3日
事業内容:
・金属表面処理剤及び機器等
(スズ及びはんだめっき液/化成処理液自動管理装置等)
・電子材料
(電子材料/セラミックス/エンジニアリングプラスチック等)
・自動車用化学製品等
(つや出し剤/塗装補修コンパウンド/洗浄剤/消臭・除菌剤/溶接スパッター付着防止剤等)
・工業薬品
(酸/アルカリ/触媒/無機化合物等)
会社HP:https://www.unicon.co.jp/
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
---|---|---|
4462
|
2,433.0
(15:30)
|
-70.0
(-2.79%)
|
関連銘柄の最新ニュース
-
<11月14日の25日・75日移動平均線ゴールデンクロス銘柄> 11/15 07:30
-
石原ケミ(4462) (Corrections) Regardin... 11/14 10:00
-
石原ケミ(4462) (訂正・数値データ訂正) 「2025年3月期... 11/14 10:00
-
石原ケミ(4462) (訂正・数値データ訂正)「2025年3月期第... 11/14 10:00
-
<11月13日の25日・75日移動平均線デッドクロス銘柄> 11/14 07:30
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 18:15
-
今日 18:11
-
今日 18:10
-
今日 18:10