*09:43JST STIフードホールディングス---22年12月期増収、食品販売において販売数量の増加や販路拡大が寄与
STIフードホールディングス<2932>は14日、2022年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比5.0%増の275.67億円、営業利益が同13.6%減の14.88億円、経常利益が同12.4%減の15.28億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.4%減の10.06億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当年度の期首から適用している。2022年12月期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっている。
販売面では、食品販売において、値上げにより焼き魚の主力商品が一時的に販売数量を落とす場面もあったが、良品製造の徹底を通じて新たな購入者やリピーターを獲得し、結果として販売個数を伸ばすことができた。また、第2四半期後半からカップサラダを中心に新商品を連続的に投入してきたことによりデイリー食品の売上が増加した。その他にも大手ECサイトamazonでの缶詰、冷凍惣菜の販売開始や台湾セブン-イレブンへの輸出開始など、新たな販路の拡大に取り組んだ。食材販売においては、原材料価格上昇への対応として、製品への高い評価を前提としたフェアな交渉を行い、販売価格を引き上げたことにより売上を伸ばしている。損益面では、商品のリニューアルを伴った値上げや新商品の連続投入を実施したが、原材料価格の高止まりや資材価格高騰の影響により、減益となった。
2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.8%増の300.00億円、営業利益が同20.9%増の18.00億円、経常利益が同17.8%増の18.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.3%増の11.50億円を見込んでいる。
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販売面では、食品販売において、値上げにより焼き魚の主力商品が一時的に販売数量を落とす場面もあったが、良品製造の徹底を通じて新たな購入者やリピーターを獲得し、結果として販売個数を伸ばすことができた。また、第2四半期後半からカップサラダを中心に新商品を連続的に投入してきたことによりデイリー食品の売上が増加した。その他にも大手ECサイトamazonでの缶詰、冷凍惣菜の販売開始や台湾セブン-イレブンへの輸出開始など、新たな販路の拡大に取り組んだ。食材販売においては、原材料価格上昇への対応として、製品への高い評価を前提としたフェアな交渉を行い、販売価格を引き上げたことにより売上を伸ばしている。損益面では、商品のリニューアルを伴った値上げや新商品の連続投入を実施したが、原材料価格の高止まりや資材価格高騰の影響により、減益となった。
2023年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.8%増の300.00億円、営業利益が同20.9%増の18.00億円、経常利益が同17.8%増の18.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.3%増の11.50億円を見込んでいる。
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