アルマード、今期経常を一転3％減益に下方修正、配当は10円増額

　アルマード <4932> [東証Ｓ] が2月14日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比52.2％減の2.9億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9.3億円→8億円(前期は8.3億円)に13.2％下方修正し、一転して3.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の10.6億円→9.3億円(前年同期は6.1億円)に11.6％減額し、増益率が71.4％増→51.5％増に縮小する計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の55円→65円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比5.2％増の4.2億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の24.3％→25.0％に上昇した。

株探ニュース