フロンテオ、今期最終を赤字拡大に下方修正

　ＦＲＯＮＴＥＯ <2158> [東証Ｇ] が2月14日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は10.7億円の赤字(前年同期は9.3億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の4.5億円の赤字→17.3億円の赤字(前期は13億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の2億円の黒字→10.8億円の赤字(前年同期は4.9億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終損益は4.2億円の赤字(前年同期は1.1億円の黒字)に転落したが、売上営業利益率は前年同期の7.2％→54.7％に急改善した。

株探ニュース