一正蒲鉾、今期経常を一転20％減益に下方修正

　一正蒲鉾 <2904> [東証Ｐ] が2月10日大引け後(16:00)に決算を発表。23年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比56.0％減の3.6億円に大きく落ち込み、従来の8.3％増益予想から一転して減益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の13億円→5億円(前期は6.2億円)に61.5％下方修正し、一転して19.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常損益は1.3億円の黒字(前年同期は2億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比33.7％減の5.5億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.7％→4.9％に悪化した。

株探ニュース