ホシデン、今期経常を15％下方修正、配当も14円減額

　ホシデン <6804> [東証Ｐ] が2月10日大引け後(15:20)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比35.9％増の158億円に拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の213億円→180億円(前期は157億円)に15.5％下方修正し、増益率が34.9％増→14.0％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の52.3億円→19.3億円(前年同期は83.7億円)に63.1％減額し、減益率が37.6％減→77.0％減に拡大する計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の81円→67円(前期は65円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1.8億円の赤字(前年同期は42.8億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の5.5％→3.6％に悪化した。

株探ニュース