セレスポ、今期経常を3.5倍上方修正

　セレスポ <9625> [東証Ｓ] が2月10日大引け後(15:10)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比17.1％減の24.9億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の6.3億円→22億円(前期は66.8億円)に3.5倍上方修正し、減益率が90.6％減→67.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の3.3億円の赤字→12.3億円の黒字(前年同期は55億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比16.2％減の15.2億円に減り、売上営業利益率は前年同期の30.3％→23.6％に低下した。

株探ニュース