セルム、今期経常を8％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額

　セルム <7367> [東証Ｓ] が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比25.1％増の8.4億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8.3億円→9億円(前期は6.9億円)に7.8％上方修正し、増益率が19.8％増→29.1％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.5億円→4.2億円(前年同期は2.6億円)に18.3％増額し、増益率が35.0％増→59.7％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の12円→13円(前期は1→2の株式分割前で18円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比51.0％増の3.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の13.5％→16.7％に上昇した。

株探ニュース