日産車体、今期経常を55％下方修正

　日産車体 <7222> [東証Ｐ] が2月9日大引け後(17:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は20.9億円の黒字(前年同期は43.7億円の赤字)に浮上して着地した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の99億円の黒字→45億円の黒字(前期は25.4億円の赤字)に54.5％下方修正した。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の105億円の黒字→51.3億円の黒字(前年同期は22億円の赤字)に51.3％減額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は27.2億円の黒字(前年同期は40.3億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-14.1％→2.9％に急改善した。

株探ニュース