セーレン、今期経常を4％上方修正・最高益予想を上乗せ

　セーレン <3569> [東証Ｐ] が2月8日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比44.2％増の126億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の143億円→149億円(前期は119億円)に4.2％上方修正し、増益率が19.9％増→24.9％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の72.3億円→78.3億円(前年同期は59億円)に8.3％増額し、増益率が22.5％増→32.7％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の56億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.9％→13.2％に大幅改善した。

株探ニュース