ウィルＧ、今期最終を一転3％減益に下方修正

　ウィルグループ <6089> [東証Ｐ] が2月8日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比13.3％減の22.7億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の33.3億円→32億円(前期は32.8億円)に3.9％下方修正し、一転して2.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の15.8億円→14.5億円(前年同期は15.8億円)に8.2％減額し、減益率が0.1％減→8.2％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比42.5％減の5.3億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.4％→2.6％に悪化した。

株探ニュース