テクノ菱和、今期経常を20%上方修正、配当も2円増額

配信元:株探
投稿:2023/02/08 14:00
 テクノ菱和 <1965> [東証S] が2月8日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比3.2%減の19.8億円に減った。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の25億円→30億円(前期は33.8億円)に20.0%上方修正し、減益率が26.1%減→11.4%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の12.9億円→17.9億円(前年同期は21.3億円)に38.7%増額し、減益率が39.5%減→16.1%減に縮小する計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の32円→34円(前期は32円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.3%減の7.7億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の4.6%→5.0%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)通期個別業績予想 通期個別業績予想につきましては、売上高は堅調な受注高を背景に、前回公表値を上回る見込みであります。利益につきましては、売上高の増加及び工事粗利益率の改善を背景に、営業利益は前回公表値を上回る見込みであります。それに伴い、経常利益及び当期純利益も前回公表値を上回る見込みであります。(2)通期連結業績予想 通期連結業績予想につきましても、通期個別業績予想と同様の理由により、業績を修正しております。

  当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要課題の一つと認識し、経営基盤の充実を図りつつ、期間収益及び配当性向を勘案し、安定した配当を維持することを基本方針としております。 この基本方針に則り、現在進行中の中期3か年事業計画(2022年3月期~2024年3月期)の期間中においては、1株当たり32円以上の年間配当金を安定的に継続することとし、利益成長に応じて、配当を増額する方針としております。 2023年3月期の配当予想につきましては、上記「業績予想の修正について」に記載のとおり、通期業績予想が前回予想を上回る見込みとなったことを踏まえ、当社配当政策及び経営環境等を勘案し、期末配当金につきましては、前回予想の16円00銭から18円00銭に修正させていただくことといたしました。 (注)上記予想につきましては、現時点において合理的であると判断するデータに基づいて作成しており、様々な不確定要素が内在しているため、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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