タキロンＣＩ、今期経常を27％下方修正、配当も7円減額

　タキロンシーアイ <4215> [東証Ｐ] が2月3日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比31.3％減の49.7億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の84億円→61億円(前期は90.8億円)に27.4％下方修正し、減益率が7.5％減→32.8％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の50.8億円→27.8億円(前年同期は40.8億円)に45.3％減額し、一転して31.9％減益計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の22円→15円(前期は27円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比26.3％減の16.5億円に減り、売上営業利益率は前年同期の6.1％→4.4％に悪化した。

株探ニュース