牛の総合診療サポートツール『U-メディカルサポート』の提供を開始

配信元:PR TIMES
投稿:2023/01/31 18:47
~獣医師・畜産農家をデジタルでつなぎ、ワークスタイルの変革を支援~


 株式会社スカラ(本社:東京都渋谷区、代表執行役社長:梛野 憲克、東証プライム・証券コード:4845)の連結子会社である株式会社スカラコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:新田 英明、以下「スカラコミュニケーションズ」)は、デザミス株式会社(代表取締役:清家 浩二、以下「デザミス」)、MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険株式会社(代表取締役社長:舩曵 真一郎、以下「三井住友海上」)の3社で、農林水産省より活用が推進されている遠隔診療や、電子カルテ、指示書作成等の機能を備えた牛の総合診療サポートツール『U-メディカルサポート』を開発し、2023年1月31日からサービス提供を開始します。


開発の背景・狙い

 デザミスと三井住友海上は2020年から牛の行動モニタリングシステム『U-motion(R)(ユーモーション)※1』に家畜共済の診療費自己負担部分を補償する保険※2を自動付帯した「牛の診療費補償サービス」を展開しています。その中で、遠隔地等での家畜診療の迅速な提供や獣医師不足、獣医師の業務負荷軽減、家畜の疾病予防、農家の生産性向上等のさまざまな課題を把握したことから、システム開発会社であるスカラコミュニケーションズも加わり、1ツールでシームレスに家畜診療が行える『U-メディカルサポート』を開発しました。
 本サービスには遠隔診療や電子カルテ、牛の行動データ連携といった機能を搭載しており、獣医師・農家の業務効率化、生産性向上を実現し、業界のワークスタイルの変革を支援します。

※1:U-motion(R)は、牛の首に取り付けたセンサーが牛の行動をモニタリングし、反芻・動態・横臥・起立等の牛の主要な行動を24時間365日記録することで、牛の健康状態をリアルタイムに把握できるサービスです。集積された行動データを用いて、人工知能が牛の異変を自動で検知し、疾病・発情・起立困難等の場合はアラートで通知します。(https://www.desamis.co.jp/product

※2:2020年4月20日ニュースリリース 【国内初】「牛の診療費補償サービス」を開始
https://www.ms-ins.com/news/fy2020/pdf/0420_1.pdf


サービス概要

名称     :U-メディカルサポート(ユーメディカルサポート)
概要/形態  :遠隔診療や電子カルテ機能を中心とした牛の総合診療サポートツール/Webサービス
サービスサイト:https://u-medicalsupport.com/
システム提供者:株式会社スカラコミュニケーションズ
提供対象者  :獣医師・畜産農家
提供開始日  :2023年1月31日(火)
提供価格   :以下の通り(税別)




サービス詳細

 本サービスは、遠隔診療・電子カルテ・電子指示書の機能の他に電子診療メモ等の家畜診療に必要な機能を備えています。また、デザミスが提供する『U-motion(R)(ユーモーション)』のデータを連携し、診察や経過観察時に確認できます。

<主な機能>








各社の役割と今後の展開

 スカラコミュニケーションズは主に本サービスの提供・システム開発や運用、デザミスおよび三井住友海上は本サービスの普及を担います。
 三井住友海上が提供する家畜共済の診療費自己負担部分を補償する保険が自動付帯されるU-motion(R)もあわせて普及推進することで、U-motion(R)とのデータ連携を通じて、本サービスの更なる価値向上および畜産業界の発展に貢献していきます。


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