新日本科学、今期経常を14%下方修正、配当は10円増額

配信元:株探
投稿:2023/01/31 15:00
 新日本科学 <2395> [東証P] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比46.9%増の68.8億円に拡大した。
 しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の98億円→84.3億円(前期は70.7億円)に14.0%下方修正し、増益率が38.5%増→19.1%増に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の38.7億円→25億円(前年同期は45.4億円)に35.4%減額し、減益率が14.9%減→45.0%減に拡大する計算になる。

 同時に、今期の年間配当を従来計画の40円→50円(前期は40円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比55.8%減の9.5億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の26.7%→24.4%に低下した。

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