ゼオン、今期経常を29％下方修正

　日本ゼオン <4205> [東証Ｐ] が1月31日昼(12:30)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比20.5％減の310億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の445億円→315億円(前期は494億円)に29.2％下方修正し、減益率が10.0％減→36.3％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の201億円→71億円(前年同期は228億円)に64.7％減額し、減益率が12.2％減→69.0％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比46.7％減の66.8億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の12.8％→7.9％に大幅低下した。

株探ニュース