◆ “ドル買い”優勢… - “130円半ば”へ反発
『令和臨調、政府・日銀の新たな共同声明締結を提言』と報じられた東京タイム中盤には、ドル円が“一時急落(130.271円→129.200円)”する場面が見られました。
一方で「米0.25%利上げ」はほぼ完全に織り込まれる中、一部で取り沙汰される「年後半の米利下げ開始は時期尚早」との見方が台頭しました。
さらに昨日発表の「スペイン消費者物価指数」が“6ヶ月ぶりに伸び拡大(+5.8%)”となったこともあり、主に対ユーロで“ドル買い(戻し)”が目立ちました。
こうしてNYタイム終盤には“130.570円”へと駆け上がったわけですが、ただ“様子見”という点そのものは変わっておりません。
このため“さらなる上値追い”に発展することはなく、そのままの水準にて昨日の取引を終えています。
◆ ただ“方向感定まらず”は変わっていない…?
注目の「FOMC」を控える状況下、本日も“様子見”と見るのが自然です。
ただし月末ということもあり、「需給絡みフロー」は“ドル売り優勢”との声が少なくありません。
そうなると昨日の上昇に対する“ポジション調整(利益確定売り)”が先行し、本日はやや“上値の重さ”が目立つと見るのが自然…?
いずれにしてもビッグイベントを控えて、“方向感定まらず”からの脱却は期待薄といわざるを得ません。
このため“膠着”は継続と見ますが、本日に関しては“やや下方向”を意識しておきたいところです。
ただし“下値の堅さ”も健在とは考えますが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。
132.870(1/11高値)
132.703(22/12/15~23/1/16の50%戻し)
132.467(1/12高値)
132.305(ピボットハイブレイクアウト)
131.984(+1σ、大台)
131.885(1/6~1/16の61.8%戻し)
131.572(1/18高値)
上値5:131.438(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:131.107(1/24高値)
上値3:131.000(大台、日足・一目均衡表基準線)
上値2:130.904(週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stレジスタンス)
上値1:130.612(1/26高値、1/30高値)
前営業日終値:130.433
下値1:130.344(20日移動平均線)
下値2:130.000(大台)
下値3:129.723(1/30安値後の61.8%押し)
下値4:129.565(ピボット1stサポート)
下値5:129.439(日足・一目均衡表転換線)
129.200(1/30安値)
129.025(1/26安値、大台)
128.709(1/16~1/24の61.8%押し、-1σ、ピボット2ndサポート)
128.343(1/20安値)
128.195(ピボットローブレイクアウト)
128.000(大台)
《10:45》
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