フジッコ、今期経常を10％下方修正

　フジッコ <2908> [東証Ｐ] が1月27日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比47.4％減の15.5億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の20億円→18億円(前期は35億円)に10.0％下方修正し、減益率が43.0％減→48.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の12.9億円→10.9億円(前年同期は20.1億円)に15.4％減額し、減益率が35.8％減→45.7％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比42.2％減の8.5億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の8.7％→4.9％に大幅悪化した。

株探ニュース