◆ “強め”の米経済指標で… - “130円半ば”へ反発
「米GDP」が“予想を上回る(+2.9%)”中、「新規失業保険申請件数」は“2週連続の20万件割れ:18.6万件)”を記録したからです。
このため「米労働市場ひっ迫→米利上げ停止観測後退」がより意識される格好となり、株高・債券安(利回りは上昇)で反応する中、為替では“ドル買い”が進行しました。
一方で「表面上ほど良好ではない」との見方も存在しているだけに、“一方向への動意”は限定されているのが実状といえます。
このため一巡後は“利益確定売り”が目立っており、“129.025円(東京タイム中盤)→130.612円(NYタイム中盤)”を見せたものの、最後は“やや押し戻され”て昨日の取引を終えています。
◆ 「週末」「月末最終応当日」が“揺れ動く”への可能性を残すが…?
引き続き「FOMC(31-1日)」がマーケットの注目といえますが、それに向けては昨日のように「直近データを確認したい」という意識が働きやすいと見るのが自然です。
そして本日は「PCEコア・デフレータ」という、FRBが最も重視する経済指標の一つが予定されています。
本日は「週末」であるのみならず、「スポット取引の月内最終応当日」にも当たっています。
このため「実需関連フロー」がマーケットを攪乱し、上を下へと“揺れ動かせる”可能性も否めないところがありますが、基本的には“方向感定まらず”は継続と見たいところです。
特に前記米経済指標の発表前は…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。
132.870(1/11高値)
132.703(22/12/15~23/1/16の50%戻し)
132.467(1/12高値、ピボットハイブレイクアウト)
132.041(+1σ、大台)
131.885(1/6~1/16の61.8%戻し)
131.572(1/18高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:131.107(1/24高値)
上値4:131.000(大台、日足・一目均衡表基準線)
上値3:130.904(週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stレジスタンス)
上値2:130.612(1/26高値)
上値1:130.387(20日移動平均線)
前営業日終値:130.232
下値1:130.000(大台)
下値2:129.563(日足・一目均衡表転換線)
下値3:129.301(ピボット1stサポート)
下値4:129.025(1/26安値、大台)
下値5:128.802(-1σ)
128.709(1/16~1/24の61.8%押し)
128.343(1/20安値、ピボット2ndサポート)
128.000(大台)
127.770(1/19安値、ピボットローブレイクアウト)
127.554(1/18安値)
《10:35》
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