◆ 上を下へと“揺れ動く”が… - 結局は“130円台”
“揺れ動き”こそ見せたものの、昨日も“方向感定まらず”から脱することはできませんでした。
まず東京タイムは“ポジション調整”が先行し、“130円割れ(安値は129.749円)”へと値を落とす場面が見られました。
しかし“崩れる”には至らず、すぐさま値を戻していきました。
一方でNYタイム序盤にはポイントと見た“20日移動平均線(昨日は130.849円)”を上回る場面も見られましたが、警戒された“ストップロス”が大きく絡むことはありませんでした。
上値を“131.107円”で限定されると、その後は“130円割れ(この時の安値は129.867円)”へと再び押し戻されるなど、“方向感定まらず”は継続しています。
◆ 引き続き“両睨み”を継続せざるを得ない…
こうして「上にも下にも行けない」という状況が続いていますので、引き続き本日も“両睨み”で対峙しなければならないのが実状といえます。
オーダー状況を見ると、“昨日安値(129.749円)”割れには「損失確定のドル売りオーダー」が段階的に控えています。
一方で上方向のポイントと見られる“20日移動平均線(本日は130.635円に低下)”より上には、こちらも「損失確定のドル買いオーダー」が控えていると聞き及びます。
このどちらを突破するかで方向感が“180度”変わると見られる中、本日は「主だった日米経済指標」が予定されていないのが実状となります。
“落ち着き処を探る”が基本路線と見られるだけに、当該レンジ内での“揺れ動き”を基本としながら、ただ“突破した際の動意”には注意しておきたいところですね。
引き続き“仕掛け的な動き”を警戒しながら…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。
132.296(ピボットハイブレイクアウト)
132.000(大台)
131.885(1/6~1/16の61.8%戻し)
131.702(ピボット2ndレジスタンス)
131.572(1/18高値)
131.107(1/24高値)
上値5:131.000(大台、日足・一目均衡表基準線)
上値4:130.904(週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stレジスタンス)
上値3:130.635(20日移動平均線、1/24高値後の61.8%戻し)
上値2:130.487(1/24高値後の50%戻し)
上値1:130.341(1/24高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:130.175
下値1:130.000(大台)
下値2:129.867(1/24安値後の押し目)
下値3:129.749(1/24安値)
下値4:129.624(1/16~1/24の38.2%押し、ピボット1stサポート)
下値5:129.399(日足・一目均衡表転換線)
129.167(1/16~1/24の50%押し)
129.038(1/23安値、ピボット2ndサポート、大台)
128.932(-1σ)
128.709(1/16~1/24の61.8%押し)
128.343(1/20安値)
128.222(ピボットローブレイクアウト)
《10:10》
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