◆ もう一段“巻き戻し”… - “130円後半”
昨日は前回の日銀会合で打ち出された「共通担保オペ」が実施されたこともあり、金利上昇阻止に向けた日銀の思惑が改めて意識されました。
このため全般的に“円売り”が進行する格好となり、東京タイム中盤に“129.038円”へと値を落とした後は、緩やかに、しかし着実に上値を伸ばしていきました。
NYタイム序盤に“130.884円”へと上昇した後は“上値の重さ”が目立っていますが、それでも“崩れる”には至っておらず、そのまま“高止まり”して昨日の取引を終えています。
◆ ただ分水嶺に接しているだけに…?
前記“昨日高値”付近には、“20日移動平均線(本日は130.849円)と、
そして“週足・一目均衡表先行スパン上限(同130.904円)”が展開しています。
特に前者は“昨年11月初旬”に割り込んで以降、“上値メド”として強く意識されてきた水準になります。
つまり「当該ラインを突破できるか?」が、目先のポイントということに…?
「日銀、金融政策変更」との思惑が緩んでいる以上、突破できれば“ストップロス”を絡めたさらなる浄心が可能…。
一方で“上値メド”として再び意識されると、すぐさま“129円台”へと押し戻されかねない分水嶺…。
“落ち着き処を探る”が基本路線と見られるだけに、どちらに転ぶかは“時間の経過とともに”とならざるを得ませんが、“仕掛け的な動き”を含めて、注意しておきたいところですね。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。
132.703(22/12/15~23/1/16の50%戻し)
132.467(1/12高値)
132.347(日足・一目均衡表基準線)
132.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:131.885(1/6~1/16の61.8%戻し)
上値4:131.572(1/18高値)
上値3:131.364(ピボット1stレジスタンス)
上値2:131.000(大台)
上値1:130.884(1/23高値、週足・一目均衡表先行スパン上限、20日移動平均線)
前営業日終値:130.681
下値1:130.448(1/23安値後の23.6%押し)
下値2:130.179(1/23安値後の38.2%押し)
下値3:130.000(大台、1/23安値後の50%押し)
下値4:129.847(日足・一目均衡表転換線)
下値5:129.743(1/23安値後の61.8%押し)
129.487(1/16~1/23の38.2%押し、1/23安値後の76.4%押し、ピボット1stサポート)
129.038(1/23安値、1/16~1/23の50%押し、-1σ、大台)
128.623(1/16~1/23の61.8%押し)
128.343(1/20安値、ピボット2ndサポート)
《10:45》
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