リソー教育、今期経常を一転15%減益に下方修正

配信元:株探
投稿:2023/01/20 15:30
 リソー教育 <4714> [東証P] が1月20日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年2月期の連結経常利益を従来予想の37億円→26億円(前期は30.4億円)に29.7%下方修正し、一転して14.7%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の26.6億円→15.6億円(前年同期は16.7億円)に41.3%減額し、一転して6.5%減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社はこれまで、子どもたちの未来と教育を守るため、当社独自の感染防止策を講じ、安心して通塾できる環境作りに注力しつつ、積極的な新校展開を推し進めてまいりました。また、2022年7月頃からの新型コロナウイルス第7波での講師および生徒での罹患者発生による一部授業実施時期のずれがあったものの2023年2月期第3四半期連結累計期間では学習塾事業、学校内個別指導事業および人格情操合宿教育事業が前期を上回り、売上高が前年同期比5.4%増となりましたが、新型コロナウイルス第8波による感染拡大で主に講師の罹患者が増加し、長期化する感染拡大により授業の実施も想定より進んでいないため、売上高は当初予想より下回る見込みです。 また、利益につきましても、優秀な人材の採用および確保のための先行投資、社員、講師の給与のベースアップをおこなったことによる人件費や、上期における広告宣伝費などが約8億円と、想定より増加したこと、加えて世界的なエネルギー需要の高まりによる資源価格、原油価格の上昇や円安による光熱費等をはじめとした諸物価が高騰しており、今後も状況が不確定であること、引き続き優秀な人材確保のための人件費が増加する見込みであるため修正いたします。 なお、2022年1月24日付「中期経営計画の策定に関するお知らせ」にて公表しております計画につきましては、2024年2月期を「2.2024年2月期業績予想について」のとおりとし、2025年2月期計画につきましては算定次第の発表を予定しております。配当予想 配当予想の変更はありません。
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