ETF売買動向＝20日前引け、野村鉄鋼非鉄が新高値

　20日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比17.7％減の969億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同17.6％減の824億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> が新高値。Ｏｎｅ　ＥＴＦ　東証ＲＥＩＴ指数 <2556> 、グローバルＸ　ロジスティクス・Ｊ－ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2565> 、ダイワ上場投信－東証ＲＥＩＴ指数 <1488> 、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> 、グローバルＸ　Ｓ＆Ｐ５００配当貴族 <2236> など15銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が6.06％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> が4.19％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が4.10％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が3.74％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が3.66％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が6円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金458億3500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均584億4400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が100億1400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が73億7300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が52億9400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が44億5200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が36億3200万円の売買代金となった。

株探ニュース