日銀の金融緩和継続で日本株はどうなるか
18日の日経平均株価は652円高と大きく上昇しました。逆張り戦略で上手く拾えた方は利益が出ているかもしれません。
18日の急反発を受け、日本株が回復基調になるかも!と思っている方は本記事を読むことをオススメします。本記事でお伝えしたいことは、日本株がまだ安心できない理由と、2023年相場の展望です。
18日の株価が上昇した要因は日銀の金融政策決定会合において、【現状の金融政策維持を決めたから】です。12月の金融政策決定会合において、金融引き締めの方向を打ち出し、市場が混乱したこともあり、今回もなんらかの政策変更があるのではないかとの懸念が強まっていたなか、特段変更がなかったことの安ど感から一気に株高となりました。
ただ、これで安心するのはまだ早いです。今回は市場の混乱を避けるために変更はありませんでしたが、中長期の視点に立てば、金融引き締めへの方向性に変わりはありません。ですので、目先のリバウンドが終われば再度日本株が下落トレンドに入る可能性が高いと考えているのです。ですので今のタイミングは戻り売りのタイミングだと考えています。
2023年の相場テーマは「金融引き締めと景気悪化」です。
1年を通してしっかり利益をあげるならば、下落相場に強い戦略でトレードする必要があるでしょう。 日経平均は上昇しましたが安心するのは禁物です。しっかりと下落相場を意識しながらトレードすることをおすすめします。
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