サンセイラン、前期経常を9％上方修正

　サンセイランディック <3277> [東証Ｓ] が1月16日昼(12:30)に業績修正を発表。22年12月期の連結経常利益を従来予想の12.2億円→13.4億円(前の期は9.9億円)に9.3％上方修正し、増益率が22.7％増→34.1％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.9億円→5億円(前年同期は3.6億円)に28.9％増額し、増益率が7.1％増→38.0％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年12月期通期連結業績予想につきましては、当社グループの主力事業である不動産販売事業において、底地、居抜き及び所有権の販売が計画を下回ったことから、売上高が計画を下回る見通しとなりました。　しかしながら、底地、居抜き及び所有権のいずれにおいても、堅調な不動産市況の下で販売価格が想定を上回ったこと及び想定を上回って原価圧縮が進んだことから利益率が計画を上回り、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が計画を上回る見通しとなりました。　個別業績予想も同様の理由により、売上高は1,575百万円計画を下回ったものの、経常利益は118百万円、当期純利益は23百万円計画を上回りました。　以上のことから、2022年12月期通期の連結業績予想および個別業績予想を上記の通り修正いたします。※業績予想につきましては、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は　 今後の様々な要因により予想と異なる可能性があります。