◆ 今度は“ドル買い”優勢… - 一時“134円回復”
“円売り”に続き、今度は“ドル買い”…。
昨日発表された「米雇用関連の経済指標」は、いずれも“好内容”を示しました。
「ADP雇用統計」は“+23.5万人”となり、前月分も“上方修正(+12.7万人→+18.2万人)”されました。
また「新規失業保険申請件数」は“22年9月以来の最少(20.4万件)”を記録し、「ISM製造業景況指数」内の雇用指数も“50超(51.4)”へと改善しています。
いずれも「米年内利下げ」との思惑を後退させるには十分な材料であり、米10年債利回りが“3.78%”に上昇する中、ドル円は“134.050円”へとさらに上値を伸ばしました。
ただ「米雇用統計」を控えていることもあり、買い一巡後は“利益確定売り”が先行し、そのまま昨日の取引を終えています。
◆ “さらなる上振れ”が意識されやすいが…? - 米雇用統計
こうした中、本日はその「米雇用統計」を迎えます。
事前予想は「非農業部門雇用者数(+20.0万人)」「失業率(3.7%)」「平均時給(前年比+5.0%)」と、いずれも“強め”が想定されています。
ただ前記した前哨戦がいずれも“強め”となっているだけに、“さらなる上振れ”が意識されやすくなっている点は否めないところがあります。
このため発表に向けて“ドル買い”が再び囃される可能性は否めないところです。
ただテクニカル的にはすでに“20日移動平均線(本日は133.777円)”に差し掛かっており、“大きな節目(22/12/28高値:134.496円)”も迫っています。
当該ラインを越え切ることができるか…?どうか…?
後は「結果次第」ということになりますが、その後には「ISM非製造業景況指数」も控えています。
やや“ドル買い”を想定しつつも、基本は“膠着(結果を見るまで様子見)”と考えるのが、やはり妥当なところかもしれませんね。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。
136.476(200日移動平均線)
136.155(+1σ)
136.000(大台)
135.426(ピボット2ndレジスタンス)
135.000(大台)
134.867(22/12/15~23/1/3の61.8%戻し)
上値5:134.498(22/12/14安値、22/12/28高値、ピボット1stレジスタンス)
上値4:134.382(22/12/29高値)
上値3:134.050(1/5高値、大台)
上値2:133.843(日足・一目均衡表基準線)
上値1:133.777(20日移動平均線)
前営業日終値:133.442
下値1:133.000(大台、1/3~1/5の23.6%押し)
下値2:132.539(50週移動平均線)
下値3:132.314(1/3~1/5の38.2%押し)
下値4:132.001(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート、大台)
下値5:131.778(1/3~1/5の50%押し)
131.682(1/5安値、-1σ)
131.242(1/3~1/5の61.8%押し)
131.000(大台)
130.690(ピボット2ndサポート)
130.578(1/3~1/5の76.4%押し)
《10:55》
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