◆ さらに上昇… - “134円半ば”へ
期待通り、昨日は“もう一段の上値追い”が見られました。
「スポット取引の年内最終応当日」ということもあり、実需絡みのフローが入ったと見られます。
また「米債券利回りとの相関性」は薄れつつあるといえども、米10年債利回りが“上昇(→3.89%)”したことも、ドル円にとって追い風になったと見られるところです。
「中国・ゼロコロナ政策脱却」を好感する“リスク通貨買い”も継続しており、昨日も主要通貨内で“円売り優勢”となったことで、ドル円は“134.496円”へと上値を切り上げています。
◆ ただ本日は“材料剥落”、さらに“節目”にも到達…
もっとも本日より、スポット取引では「2023年度取引がスタート」ということになります。
昨日の上昇を支えた前記“3つの要因”の内、“少なくとも1つ”は剥落するという状況が
本日は確定しています。
また前記“昨日高値”は、“チャート上の節目(12/14安値:134.498円)”とほぼ面合わせという状況でもあります。
突破できれば“さらなる上値追い”が期待される反面、“いい水準まで上昇した”と見ることが可能…。
年末・年始モードが台頭する中、“新たなポジション形成”は手控えられやすい状況は何ら変わっていないという状況も続きます。
基本的には“膠着(方向感定まらず)”と考えますが、本日に関しては“やや上値が重い”、場合によっては“利益確定売り先行”という認識で臨みたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。
137.000(大台、+1σ)
136.384(11/22~12/20の50%戻し)
136.192(200日移動平均線)
上値5:136.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:135.267(12/15~12/20の61.8%戻し、日足・一目均衡表基準線、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:135.089(20日移動平均線)
上値2:135.008(11/22~12/20の38.2%戻し、大台)
上値1:134.858(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:134.455
下値1:134.011(日足・一目均衡表転換線、大台)
下値2:133.691(ピボット1stサポート)
下値3:133.584(12/27高値、12/20~12/28の23.6%押し)
下値4:133.329(12/28安値)
下値5:133.136(-1σ)
133.000(大台、12/20~12/28の38.2%押し)
132.926(ピボット2ndサポート)
132.630(12/27安値)
132.525(12/20~12/28の50%押し、ピボットローブレイクアウト)
132.307(12/26安値)
132.145(12/23安値、50週移動平均線)
132.060(12/20~12/28の61.8%押し、大台)
《10:15》
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