ポジション調整主体となれば、幾分“上方向”が基本…!?

著者:武市佳史
投稿:2022/12/27 10:43

◆ 全くの動意薄… - “132円半ば”


欧米市場が休場となる中、東京市場のみでは如何ともしがたい…。

前日の“堅調推移”を押し戻す格好で、昨日は“幾分値を落とす”場面が見られました。
ただ“動意薄”そのものは変わっておらず、基本的には“膠着”のまま、昨日の取引を終えています。

◆ 本日も“流動性回帰”は望めないが…?


本日より米国勢はマーケットに回帰してきますが、英国連邦圏(NZ・豪・加、そして英など)は引き続き休場となります。
また香港も引き続き休場となるだけに、流動性回帰は東京タイムから見込みづらいところがあります。
このため“方向感定まらず”も変わらない可能性が否めませんが、一方で先週央に発生した「日銀サプライズ」はすでに収まり、現在は調整局面を迎えつつあります。

“一方向への動意”は想定しづらいと見ますが、流動性が低下したままの状況です。
“不意な揺れ動き”には、十分に注意しておきたいところです。
そして調整局面を迎えているということを踏まえれば、それは“下方向”ではなく、動くとすれば“上方向”と見ますが…?

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。

136.064(200日移動平均線、大台)
135.267(12/15~12/20の61.8%戻し、20日移動平均線)
135.008(11/22~12/20の38.2%戻し、大台)
134.367(12/15~12/20の50%戻し、日足・一目均衡表転換線)
134.000(大台)
133.467(12/15~12/20の38.2%戻し)
上値5:133.366(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:133.274(-1σ)
上値3:133.131(12/23高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:133.000(大台)
上値1:132.840(12/26高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:132.563
下値1:132.307(12/26安値、ピボット1stサポート)
下値3:132.145(12/23安値、50週移動平均線、12/20~12/23の38.2%押し)
下値4:132.000(大台、ピボット2ndサポート)
下値5:131.843(12/20~12/23の50%押し)
131.767(ピボットローブレイクアウト)
131.640(12/22安値)
131.504(12/21安値、12/20~12/23の61.8%押し)
131.162(12/20~12/23の76.4%押し)
131.078(-2σ)
131.000(大台)
130.554(12/20安値)
130.391(8/2安値)
130.000(大台)

《10:10》

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想