しまむらはやや売り優勢、コロナ禍脱出で3~11月期営業2ケタ増益も株価は強弱観対立
しまむら<8227.T>はやや売り優勢、フシ目の1万3000円大台を目前に強弱観を対立させている。同社が26日取引終了後に発表した23年2月期第3四半期(22年3~11月)決算は営業利益が前年同期比15%増の445億4700万円と2ケタ成長を達成した。新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした行動規制が緩和されたことに加え、岸田政権が打ち出した観光促進策などの効果によって外出が増え、同社の商品売り上げを後押しする形となっている。商品価格値上げや値引き販売の抑制などで利益採算も高まっている。営業利益の対通期進捗率も86%に達したが、好決算は事前に織り込みが進んでいた面もあり反応は鈍いようだ。
出所:MINKABU PRESS
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