◆ 一転して反落 - “136円台”で引け、今朝方には“135円台”へ…
先週末は“利上げ長期化→景気悪化”への思惑が先行し、“株安→リスク回避姿勢”が蔓延しました。
このため前日に“138.180円”まで急騰したドル円は、その反動もあって“136.292円”へと大きく値を落とし、週明けとなる本日は“135.501円”まで続落しています。
もっともその後は“136.603円”へすぐさま反発するなど、“下値の堅さ”が窺えるのも否めないところです。
今朝方のドル円続落の背景には、週末に報じられた『政府・日銀の共同声明(インフレ目標2%の早期達成を目指す)見直し』と見られます。
ただ前記したように一巡後は“巻き戻し”も目立つなど、まだ方向感が定まったとはいい難いのが実状といえます。
◆ “200日移動平均線”で支えられるか…?
テクニカル的に見ると、今朝方の安値は概ね“200日移動平均線(本日は135.661円)”で跳ね返された格好といえます。
つまり当該ラインを維持できれば“下値の堅さ”が意識されやすく、割り込むと“さらなる下値追い”が否めないということに…?
米・欧・英の「金融政策ウィーク」を終えたことで、徐々に「クリスマス休暇モード」に移行しつつある印象は否めません。
特に明日には「日銀金融政策決定会合」そして「黒田日銀総裁の記者会見」が予定されるスケジュール感でもあります。
より“模様眺め(様子見)”になりやすいと見られる中、本日も「方向感定まらず」を如実に表す動きと見るのが、やはり妥当なところかもしれませんね。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しております。
139.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
138.928(11/22~12/2の61.8%戻し)
138.431(ピボット2ndレジスタンス)
138.180(12/15高値)
138.000(大台)
137.913(日足・一目均衡表基準線)
上値5:137.794(12/16高値)
上値4:137.548(12/15以降の下落に対する76.4%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値3:137.336(20日移動平均線)
上値2:137.157(12/15以降の下落に対する61.8%戻し)
上値1:137.000(大台)
前営業日終値:136.700
下値1:136.292(12/16安値、日足・一目均衡表転換線)
下値2:136.000(大台、ピボット1stサポート)
下値3:135.905(12/14~12/15の61.8%押し)
下値4:135.661(200日移動平均線、-1σ)
下値5:135.367(12/14~12/15の76.4%押し、ピボット2ndサポート)
135.231(12/15安値)
135.000(大台)
134.790(FOMC時の安値以降の押し目)
134.561(ピボットローブレイクアウト)
《10:35》
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