外為サマリー:136円60銭台で推移、10月国際収支を受け下げ渋る動き

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/12/08 10:36
外為サマリー:136円60銭台で推移、10月国際収支を受け下げ渋る動き  8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=136円63銭前後と前日の午後5時時点に比べて80銭弱のドル安・円高となっている。

 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円62銭前後と前日に比べて40銭弱のドル安・円高で取引を終えた。世界的な景気悪化が懸念されるなか、米長期金利の低下が影響するかたちで一時136円22銭まで軟化した。

 ただ、この日の東京市場のドル円相場は下げ渋る展開。時間外取引で米長期金利の低下が一服していることがドルの下支えとなっているもよう。また、財務省が朝方発表した10月の国際収支統計(速報)で、経常収支が641億円の赤字となったことが円売りにつながっている面もあるようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0502ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=143円50銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS
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