7日の米株式市場の概況、上値重くNYダウは1ドル高と小反発

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/12/08 08:04
 7日の米株式市場では、NYダウが前日比1.58ドル高の3万3597.92ドルと3日ぶりに小反発した。
 
 NYダウは横ばい圏で推移。米長期金利が低下したことが追い風となったが、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの長期化が懸念され上値は抑えられた。ナスダック指数は下落した。13~14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目されるなか、9日発表の米11月卸売物価指数(PPI)などが意識され、積極的な買いは手控えられた。アマゾン<AMZN>やエヌビディア<NVDA>が高く、ネットフリックス<NFLX>、ペイパルHD<PYPL>がしっかり。ホーム・デポ<HD>やコストコ・ホールセール<COST>が値を上げた。半面、アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、アルファベットC<GOOG>が安く、エクソン・モービル<XOM>やセールスフォース<CRM>が値を下げた。テスラ<TSLA>が売られ、バンカメ<BAC>が軟調だった。

 ナスダック総合株価指数は、56.337ポイント安の1万0958.553と4日続落した。

出所:MINKABU PRESS
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