このあと11月のISM非製造業景気指数=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/12/05 23:17
 このあと日本時間0時に11月のISM非製造業景気指数が発表される。予想は53.4と、2020年5月以来の低水準となった前回から、さらに低下が見込まれている。ただし、先週の製造業とは違い判断基準の50は維持されることが見込まれている。

 サービス業のモメンタムも冷え込みが示されてはいるが、小売業からは感謝祭での売り上げ拡大の報告も出ており、宿泊・飲食サービスも、インフレ、ガソリン価格上昇、景気後退への懸念にもかかわらず、消費者のレストランの利用は回復が見込まれている。一方、サービス業に関しては主に金融業の悪化が顕著となっており、今回もどの程度影響するか注目される。

 また、仕入価格指数は70前後での推移が続いており、サービス業ではインフレが根強く続いていることが示されている。なお、パウエルFRB議長は先週の講演で、サービス業のコアインフレは、今後の全体のコアインフレを理解する上で最も重要なカテゴリーかもしれないと指摘していた。

USD/JPY 135.38 EUR/USD 1.0555 GBP/USD 1.2267

ISM非製造業景気指数(11月)0:00
予想 53.4 前回 54.4

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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