早いもので2022年も12月に突入しました。
月末に米国では、利上げ減速への期待から米国株が軒並み上昇し、12月1日の日経平均は5営業日ぶりに反発となりました。本日は、2022年末に向けて、投資家なら必ずチェックしておきたいポイントを解説いたします。
12月相場はかなり特殊な相場で、過去の統計データでは
・勝率54.3%
・平均損益率1.14%
と、全体で見ると株価は上がりやすい月なのですが、月の前半と後半では大きく傾向が異なります。
12月前半は年度末と言うこともあり、個人投資家の節税対策売りが出やすく、今年パフォーマンスの悪かった含み損の大きな銘柄を損切りが出やすい一方、月の後半(特にクリスマス以降)は、1年で最も株価が上がりやすい週と言われるくらい株価が上がりやすい傾向が見られます。
今年に関しては次のFOMC次第といったところなのですが、1日のマーケットを見る限り、12月のFONCでの利上げ幅縮小期待が強まっており、特に12月後半は強い相場になる可能性があります。
そこで今行なっておくべき対策が【上昇相場対策】です。2022年は金融引き締めによってパッとしない相場が続いたことで、多くの投資家が上昇相場対策に手をつけていない可能性が高いです。
実際に上昇相場が起きる前にしっかり対策を立てておかないと、いざ株式市場が上昇しても指をくわえてみているしかなく買えたとしても高値づかみになってしまうかもしれません。ぜひ今のタイミングで株価が上がったらどう対応するかをしっかりと考えておきましょう。
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