浜井産、7-9月期(2Q)経常は2倍増益、未定だった今期配当は10円増配

　浜井産業 <6131> [東証Ｓ] が11月11日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比14.9％増の2.7億円に伸び、通期計画の5.1億円に対する進捗率は52.9％に達したものの、5年平均の58.8％を下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比12.4％減の2.4億円に減る計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当は25円(前期は15円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の1.6億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.1％→11.6％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、企業体質の強化及び今後の事業展開等を勘案したうえで、「業績・収益状況に対応した配当の実施」を基本方針としております。このたび、当第２四半期決算における各利益水準が、当初計画比並びに前年同四半期比で増加しているうえ、足元の受注状況も好調であることから、期末配当予想を以下のとおり修正させていただきます。なお、当初は未定としておりました中間配当は、自己資本の一層の充実等の理由により、見送りとさせていただきます。