石原産が23年3月期最終利益及び配当予想の上方修正と自社株買いを発表
石原産業<4028.T>がこの日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を1290億円から1380億円(前期比24.4%増)へ、最終利益を62億円から70億円(同40.1%減)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を36円から40円(前期36円)へ引き上げた。
無機化学事業で、急激な為替円安などの影響により、酸化チタンの販売価格改定を上回るペースで原燃料価格が続騰していることによる収益悪化が見込まれ、営業利益は100億円から85億円(同26.5%減)へ下方修正したが、有機化学事業の主力農薬が欧米で殺菌剤の販売が好調であるなど、引き続き海外販売を中心に堅調な販売が見込まれることなどから売上高を上方修正した。また為替が円安に推移していることが最終利益を押し上げる見通しだ。
なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高642億2700万円(前年同期比14.4%増)、営業利益33億6200万円(同31.3%減)、純利益44億1100万円(同5.7%増)だった。
同時に、上限を230万株(発行済み株数の5.75%)、または20億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は22年11月11日から23年3月31日までで、資本効率の向上を目的としている。
出所:MINKABU PRESS
無機化学事業で、急激な為替円安などの影響により、酸化チタンの販売価格改定を上回るペースで原燃料価格が続騰していることによる収益悪化が見込まれ、営業利益は100億円から85億円(同26.5%減)へ下方修正したが、有機化学事業の主力農薬が欧米で殺菌剤の販売が好調であるなど、引き続き海外販売を中心に堅調な販売が見込まれることなどから売上高を上方修正した。また為替が円安に推移していることが最終利益を押し上げる見通しだ。
なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高642億2700万円(前年同期比14.4%増)、営業利益33億6200万円(同31.3%減)、純利益44億1100万円(同5.7%増)だった。
同時に、上限を230万株(発行済み株数の5.75%)、または20億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は22年11月11日から23年3月31日までで、資本効率の向上を目的としている。
出所:MINKABU PRESS
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