株価下落は押し目買いのチャンスか【西村剛】

今が日本株の仕込み時・・・？

ピークを迎えた主要企業の決算発表が相次ぎ、決算を材料視した売買が活発となっております。市場の期待を下回る決算が発表されると、失望を誘う売りにより9日の日本株が下落した結果、久しぶりにシステムトレードで大量のシグナルが出てきました。

システムトレードの戦略では逆張り、順張り、押し目、空売りスイングなど様々なタイプの戦略があるのですが、今シグナルが出ている戦略は、【大型株の押し目買い戦略】です。

決算発表がある程度終わり、今は好決算で株価急騰した銘柄の勢いが落ちてきた銘柄が多く、その結果システムトレードにおいても大型株の押し目買い戦略のシグナルが大量発生しているのでしょう。

以前お伝えしたとおり、11月相場は決算発表の失望売りが出やすい相場です。

・好決算を出したにもかかわらず、材料出尽くしで売られる
・計画通りの決算にもかかわらず、上方修正がなかったからと売られる
・上方修正を出し株価はその瞬間だけ急騰したもののもとの水準に戻ってしまう

このあたりが11月相場の特長です。ただ、見方を変えると【業績好調の銘柄を安く買えるチャンス】でもあるわけです。

特に上方修正を出したり、会社計画を上回る業績を出しているにもかかわらず、株価が下がっている銘柄に関しては年末に向けてのお宝銘柄が眠っているかもしれません。

・好決算を出したにもかかわらず、材料出尽くしで売られる
・計画通りの決算にもかかわらず、上方修正がなかったからと売られる
・上方修正を出し株価はその瞬間だけ急騰したもののもとの水準に戻ってしまう

こういった銘柄の中から気になる銘柄をウォッチして、底打ちのタイミングを見極めましょう。年末にむけてかなりパフォーマンスを稼いでくれる銘柄が見つかると思います。