第一興商、上期経常は黒字浮上で上振れ着地

配信元:株探
投稿:2022/11/09 15:30
 第一興商 <7458> [東証P] が11月9日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は57.7億円の黒字(前年同期は11.7億円の赤字)に浮上し、従来予想の48億円の黒字を上回って着地。
 ただ通期計画の128億円に対する進捗率は45.1%にとどまり、5年平均の53.1%も下回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の70.2億円に急拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は25.3億円の黒字(前年同期は5.7億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-4.2%→8.1%に急改善した。

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