名鉄、上期営業が黒字浮上で着地・7-9月期も黒字浮上

配信元:株探
投稿:2022/11/08 15:15
 名古屋鉄道 <9048> [東証P] が11月8日大引け後(15:15)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益は101億円の黒字(前年同期は26.4億円の赤字)に浮上したが、通期計画の210億円に対する進捗率は48.5%にとどまり、5年平均の55.1%も下回った。

 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業利益は前年同期比94.0%増の108億円に拡大する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結営業損益は59.6億円の黒字(前年同期は8.3億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-0.7%→4.3%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2023年3月期の通期の個別業績予想につきましては、第2四半期までの業績及び最近の情勢等を踏まえ、前回公表時(2022年5月11日)より変更しております。 営業収益につきましては、新型コロナウイルス感染症が第7波として再拡大した影響で、第2四半期までの鉄軌道事業収入が想定より落ち込んだため、前回予想を下回る見通しであります。また、営業利益・経常利益及び当期純利益においても、燃料価格の高騰に伴う費用増加を見込み、前回予想を下回る見通しであります。 なお、2023年3月期の通期の連結業績予想につきましては、第2四半期までの業績及び最近の情勢等を踏まえ、セグメント別業績予想等を前回公表時より変更しております。詳細につきましては、本日(2022年11月8日)別途公表しております「2023年3月期 第2四半期決算説明資料」をご覧ください。 ※上記の予想は、発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と大きく異なる場合があります。
配信元: 株探

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