菱ガス化、今期経常を4％下方修正

　三菱ガス化学 <4182> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比28.8％増の499億円に伸び、従来予想の410億円を上回って着地。
　しかしながら併せて、通期の同利益を従来予想の835億円→800億円(前期は741億円)に4.2％下方修正し、増益率が12.6％増→7.9％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比15.0％減の300億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比23.6％増の250億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の8.8％→7.3％に悪化した。

株探ニュース