大阪チタ、今期経常を63％上方修正、配当も5円増額

　大阪チタニウムテクノロジーズ <5726> [東証Ｐ] が11月2日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は29億円の黒字(前年同期は9.1億円の赤字)に浮上し、従来予想の13億円の黒字を上回って着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の24億円の黒字→39億円の黒字(前期は17.1億円の赤字)に62.5％上方修正した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益は9.9億円の黒字(前年同期は8億円の赤字)に浮上する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の15円→20円(前期は無配)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常損益は19.4億円の黒字(前年同期は3.6億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-7.8％→14.6％に急改善した。

株探ニュース