エプソン、今期最終を11％上方修正

　セイコーエプソン <6724> [東証Ｐ] が10月28日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比38.0％増の503億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の740億円→820億円(前期は922億円)に10.8％上方修正し、減益率が19.8％減→11.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比43.3％減の316億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比24.7％増の237億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の9.1％→8.3％に悪化した。

株探ニュース