ETF売買動向＝27日前引け、野村医薬品が新高値

　27日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比33.2％減の1453億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同35.1％減の1267億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　医薬品 <1621> が新高値。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が4.53％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が4.52％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.38％高、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> が3.29％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> は5.72％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.52％安、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> は4.77％安、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン　ＳＲＩ <2851> は3.58％安、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> は3.36％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が52円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金760億3600万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1051億3700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が166億6100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が99億1400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が76億1200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が68億8800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が53億2600万円の売買代金となった。

株探ニュース